夜だけドカ食いしてしまう人へ。 夜の食欲をゆるく抑えるコツと医学的背景とは?

2026/02/10 14:14 栄養指導コラム
こんにちは。
浜松市・豊橋市のパーソナルトレーニングジム
S-pace【エスペース】です。
今回のコラムは
「夜だけドカ食いしてしまう人へ。夜の食欲をゆるく抑えるコツと医学的背景とは?」
についてです。
「日中は食欲をコントロールできているのに、夜になると理性が崩壊して食べてしまう……」
「お腹が空いているわけではないのに、一度食べ始めると止まらない……」
このような「夜のドカ食い」に悩む方は非常に多くいらっしゃいます。
自分を「意志が弱い」と責めてしまいがちですが、実はこれ、単なる根性の問題ではありません。
そこには、脳の飢餓信号、ホルモンバランス、そしてストレスへの防御反応といった
医学的・生理的なメカニズムが深く関わっています。
夜の食欲は、力ずくで抑え込もうとすると、その反動でさらに強くなってしまいます。
大切なのは、体がなぜ食べ物を求めているのかを理解し、「ゆるく、賢く」コントロールすることです。
今回は、夜のドカ食いが発生するメカニズムを解説し、
食欲を無理なく鎮めるための具体的なライフハックを詳しくご紹介します。
- なぜ「夜だけ」ドカ食いが起きるのか?医学的な3つの原因

夜に食欲が暴走する背景には、体内で起きている「3つの狂い」が関係しています。
1. 摂食ホルモン「レプチン」と「グレリン」の乱れ
私たちの食欲は、主に2つのホルモンによって調整されています。
▪️グレリン(空腹ホルモン): 胃から分泌され、脳に「食べろ」という指令を出します。
▪️レプチン(満腹ホルモン): 脂肪細胞から分泌され、脳に「もうお腹いっぱいだ」と伝えます。
【ドカ食いの原因】
日中の食事制限が厳しすぎたり、睡眠不足が続いたりすると、このバランスが崩れます。
特に睡眠不足の状態では、グレリンが増加し、レプチンが減少することがわかっています。
これにより、夜になると脳が「極度のエネルギー不足」と勘違いし、強力な空腹信号を出し続けてしまうのです。
2. ストレスと報酬系「ドーパミン」の関わり
仕事や家事で一日中ストレスにさらされると、脳内ではストレスホルモンであるコルチゾールが増加します。
脳の報酬系: 疲弊した脳は、手っ取り早く快楽を得ることでストレスを解消しようとします。
そこで求められるのが、高カロリーな「糖質」や「脂質」です。
ドカ食いの原因: 甘いものや油っこいものを食べると、脳内で快楽物質であるドーパミンが分泌されます。
脳が「食べること=報酬」と学習してしまうと、お腹が空いていなくても、
心の虚脱感を埋めるためにドカ食いが止まらなくなります。
3. 「BMAL1(ビーマルワン)」と脂肪蓄積のサイクル
医学的に見て、夜のドカ食いが最も危険な理由は、脂肪を溜め込むタンパク質BMAL1の存在です。
医学的メカニズム: BMAL1は、体内の時計遺伝子の一つで、脂肪の合成を促す働きがあります。
この物質は、午後10時〜午前2時頃に分泌量がピークになります。
負の連鎖: 夜に食べると太りやすいだけでなく、夜のドカ食いによって血糖値が乱高下すると、
翌日の日中に強い眠気や倦怠感が生じ、また夜にエネルギーを欲するという悪循環(血糖値スパイクの連鎖)に陥ります。
- 意志の力を使わない!食欲を「ゆるく」抑えるコツ

ドカ食いを防ぐには、「食べないように頑張る」のではなく、「脳に空腹を感じさせない状況を作る」ことがポイントです。
1. 午後4時〜5時の「戦略的間食(分食)」
夜のドカ食いの最大の原因は、夕食時の「極度の空腹」です。
コツ: 仕事終わりの夕方に、100〜200kcal程度の「タンパク質+食物繊維」を摂りましょう。
おすすめ: 素焼きナッツ、ギリシャヨーグルト、ゆで卵、豆乳など。
効果: 血糖値を緩やかに上げておくことで、帰宅時の「何でもいいから口に入れたい」という
猛烈な衝動を抑えることができます。
2. 夕食の「ベジタブル・プロテイン・ファースト」
夕食を食べる順番を工夫するだけで、脳の満足度が変わります。
順番: 野菜(サラダやスープ)→ 肉・魚・豆(タンパク質)→ ご飯・麺(炭水化物)。
医学的根拠: 食物繊維とタンパク質を先に摂ることで、小腸からGLP-1(痩せホルモン)という
食欲抑制物質が分泌されます。
これが脳に届くまでに約15〜20分かかるため、ゆっくり食べることで、
炭水化物にたどり着く前に満腹感を得やすくなります。
3. 「温かい飲み物」で内臓を温める
冷たい飲み物や食べ物は、内臓を冷やし、代謝を下げると同時に自律神経を緊張させます。
コツ: 夕食時や食後に、白湯、ハーブティー(ルイボスやカモミール)、
出汁スープなどの温かい水分をゆっくり飲みましょう。
効果: 内臓が温まると副交感神経が優位になり、リラックス効果が得られます。
脳がリラックスすると、ストレスによる「偽の食欲」が鎮まりやすくなります。
- 夜の「食べてしまう環境」を物理的に断つ習慣
環境を整えることは、意志の力よりも遥かに強力です。
1. 帰宅後すぐに「歯磨き」をする

理由: 歯を磨くと、脳に「今日の食事はこれで終了」というサインを送ることができます。
また、せっかく磨いたのにまた汚すのは面倒だ、という心理的なハードル(抑制力)も働きます。
工夫: ミント感が強い歯磨き粉を使うと、口の中がリフレッシュされ、食べ物の味を想像しにくくなります。
2. 「スマホ断ち」と「照明の調整」
理由: SNSや動画サイトで流れてくる「飯テロ」動画は、視覚刺激を通じて脳の報酬系を直接刺激し、
空腹感を作り出します。
工夫: 夜9時以降は強い光(ブルーライト)を避け、間接照明などのオレンジ色の光で過ごしましょう。
これによりメラトニンの分泌が促され、睡眠の質が上がることで、翌日のグレリン(空腹ホルモン)の暴走を防げます。
3. ストレスを食以外で「報酬」にする
一日頑張った自分へのご褒美が「食べること」だけになっていると、ドカ食いは止まりません。
代わりの報酬:
▪️お気に入りの入浴剤を入れたお風呂に浸かる。
▪️質の高いアロマを焚く。
▪️肌触りの良いパジャマに着替える。
▪️好きな音楽やラジオを聴く。
効果: 五感を食べ物以外(嗅覚・触覚・聴覚)で満たすことで、ドーパミンの欲求をそらしていきます。
- もしドカ食いしてしまった時の「レスキュー習慣」
「絶対に食べてはいけない」という完璧主義は、失敗した時の自己嫌悪を強め、さらなる過食を招きます。
▪️自分を責めない: 食べてしまった時は「今日は脳がエネルギーを求めていたんだな」と受け入れます。
▪️翌朝の調整: 翌朝はお腹が空くまで無理に食べず、白湯や軽いフルーツ程度にして胃腸を休ませます。
24時間以内に調整すれば、すぐに脂肪になるわけではありません。
▪️スクワット10回: 食後すぐに少しだけ体を動かすと、血糖値の急上昇を抑えることができます。
- まとめ:食欲を「飼い慣らす」ためのマインドセット

夜のドカ食いは、あなたの体が発している「疲れ」や「栄養不足」「ストレス」のサインです。
それを無理やり黙らせるのではなく、日中の分食やリラックス習慣を通じて、
脳を安心させてあげることが最善の解決策です。
まずは今夜から、以下の3点を「ゆるく」意識してみてください。
▪️夕方に軽いタンパク質を補給し、空腹のピークを作らない。
▪️帰宅したらまず温かい飲み物を一杯飲み、ホッとする。
▪️早めに歯を磨いて、脳に終了の合図を送る。
夜の時間を「食べる時間」から「自分を癒やす時間」へ少しずつシフトしていくことで、
あなたの体と心は確実に変わっていきます。
焦らず、一歩ずつ取り組んでいきましょう。
浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナーがおります。
今回ご紹介したもの以外にも腰痛予防のお尻のストレッチや腹圧向上のトレーニング、
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